英語4技能・バイリンガルキッズを育てるのだ!

子供の教育、英語の勉強法、家のこと、ママ業のことを書いています

Audible英語多聴〜子ども英語にかなり使える

 

f:id:himahimatan:20181119120321p:plain

英語多聴でインプット

我が子の英語レベルは英検3級で、オックスフォードリーディングツリー(ORT)では、ステージ5〜6くらいです。

 

そんな我が子が最近大好きな英語メディアは、Audibleです。

アマゾンUSAで、本を探してダウンロードして聞いているのですが、先月初めに聞いたのがMagic Treehouseです。

 

Magic Treehouse マジック・ツリーハウス

子どもの好きなタイムスリップ冒険物語。タイムスリップする先が、英語圏の子どもの好きなところだったり、学校で習うようなところだったり、ちょっとした英語圏的教養も身につくと思います。

このAudible、なんと著者が読んでくれています。やさしいちょっとかすれた声で、聴き心地が良いです。

そして、英語が比較的簡単なので、英検3級程度の子なら楽しめると思います。1巻から8巻まで聞けて、お得感もあります。最後に著者のインタビューもあり、楽しく多聴。たくさん本物の良質な英語をインプットすることができます。

 

www.amazon.com

 

 

Roald Dahl  ロアルド・ダールの本

そして、次にチャレンジしたのが、ロアルド・ダールの本。

ロアルド・ダールのAudibleは、がっつりイギリスアクセントです。

アメリカ英語一辺倒だった私は、ブリティッシュイングリッシュのアクセントが苦手なので、一緒に聞いている私は頭の中が脳トレ状態。でも、我が子は小さい頃から色んなアクセントに慣らしているので、全く違和感なく楽しんでいるようです。すごいなあ〜、こども。

ちょっと不気味なストーリを怖がったり、感情移入して怒ったり笑ったりしながら楽しんでいます。

Magic Treehouseよりも、英語が洗練されていて、難しい形容詞も出てきます。でも、子どもは物語の流れの中で、意味を推測しながら単語を身に着けていっているようで、全体の理解には困ることなく、楽しんでいます。

 

www.amazon.com

www.amazon.com

 

多聴は英語上達におすすめ

自分の経験では、ある程度英語が分かるようになってきた後は、車内でラジオなど耳だけで必死に聞いてゲラゲラ笑ったり、感動したりするのが、上達に役立ったと感じています。

 

で、我が子の様子を見てみると、Audibleを聴くようになってから、本を読むのも楽になってきているようです。家に転がっている英語の本を手にとって読んでいる姿が以前より見られるようになってきました。

効果がみられます。ありがとうAudible!

 

 

にほんブログ村 英語ブログ 親子英語へ
にほんブログ村

にほんブログ村 子育てブログ バイリンガル育児へ
にほんブログ村

赤ちゃん、幼児期の「英語4技能」対策・早期英語教育

f:id:himahimatan:20181019115555p:plain

赤ちゃん〜幼児期の「英語4技能」対策

「英語4技能」とは

「英語4技能」とは、英語を“聴く力”、“話す力”、“読む力”、“書く力”のことです、

2020年の英語教育改革で、英語4技能を身につけるよう求められることになります。

具体的には、

  • 小学3,4年生で「外国語活動」
  • 小学5,6年生で「教科英語」
  • 中学、高校の英語授業は「英語で行うことを基本とする」(オールイングリッシュ目指す)
  • 大学入学共通テストで「4技能評価、民間資格・検定試験」の活用

ということになります。

 

小学生で英語が教科になるから、中学受験でも英語を堂々と入試科目に、という流れがあります。また、これに伴って、学習塾や教材会社も今から英語のクラスを設け始めています。

そして、大学入試で4技能求められるので、英語ができる子を中学入試で獲得したいという私立も首都圏を中心に増えてきています。海外に住むの予定もなく、外資系で働く予定もなく、なるべく外国人とのコミュニケーションを避けて生きて行こうと思っても、「英語4技能」は避けて通れなくなります。

 

「英語4技能」対策、小学生からだと不利

さて、その「英語4技能」ですが、私が子どもたちを見てきた様子からすると、小学生から始めたのでは明らかに不利です。小学生になってからでは、英語が完全に非日常のものになってしまうんですね。なので、英語を生活の一部として、4技能をバランス良く上げていくことが難しくなってきます。

つまり、小学生になってからでは、英語は習い事、または、お勉強、ということになってしまうのです。

 

幼児期から始める最大のメリットは、英語を日常に取り込めることです。何もお父さんお母さんが子どもに英語で語りかける必要はありません。母国語を育てる時期ですし、日本語でしっかり心を込めて子どに話かけることはとても大切です。

 

英語を日常に取り込む方法

それでは、英語を日常に取り込むコツをご紹介します。

 

テレビ
  • 日本語のアニメは見せない。
  • 作られた国の言葉でテレビを見せる。イギリスやアメリカで制作された番組は2カ国語放送になっていると思うので、その場合は、英語で見せる。
  • CSなどに契約して、ディズニージュニアなどの元々英語で作られているアニメを見せる。
  • 日本人向けに加工されてた英語の番組は見せなくて良い。(逆に英語は非日常のものだと子どもの潜在意識に刷り込まれかねないので)

 

YouTube

子ども向けのアニメシリーズが豊富にあるので、積極活用する。

テレビでは、自然とディズニーが多くなって、アメリカ英語、アメリカ的なハッピーエンドの展開だったり、アメリカ的なノリノリなお話が多いのですが、YouTubeではあえて、イギリス英語、イギリス的なオチのある展開、イギリスらしく落ち着いたお話を選ぶようにするのがオススメです。

  1. Peppa Pig  
  2. Ben and Hollys Little Kingdom
  3. Hey Duggee

この3つが探しやすくて、子どもも楽しんで視聴できると思います。

 

教材

英語教材は、色々販売されているので、自分のライフスタイルに合う方法で取り入れるのが良いと思います。

  1. ディズニーの英語システム
  2. ベネッセのワールドワイドキッズ
  3. パルシステム

このあたりが、私のアンテナに引っかかった教材です。せっかく幼児なので、日本語を介さないで英語に触れることを意識しています。

 

万事適当な私は、ディズニーのフルセットを活用するのは性格的に無理だと思ったので、中古教材でDVDだけ買いましたが、よくできた教材だと思うので、使いこなせるご家庭は検討してみてもいいかもしれません。

 

子どもの教育費は年齢とともに上がる一方…、なので、幼児期、色々やりたくなっちゃうのですが、使いこなせそうなものだけ買うのが、いいと思います。(私の反省含めて、幼児さんの親御さんへのアドバイスです)

 

絵本

今では、アマゾンで洋書も気軽に買えるので、どんどん取り入れるのが良いと思います。この時期は、英語を日常にするのが最大目標なので、下手な発音でも気にせず、お母さんが読むのが本当は一番です。世界の英語は本当に色んなアクセントがあって、お互い完全に通じなくてもコミュニケーションが成り立っているようなところがあるので、日本人発音でも気にせずどんどん読んであげてください。

 

次の3冊は、今でもすぐに思い出せるくらい、我が子が大好きだった本です。

どの本も簡単な英語で、テンポよく、子どもが次はなんだろう?とワクワクしながら聞いてくれる本です。この時期特有の同じ本を何度も読んで欲しがる、「よんで!」攻撃に合ってしまう、良い本です。(^^)

 

Excuse Me!: a Little Book of Manners (Lift-The-Flap Book)

Excuse Me!: a Little Book of Manners (Lift-The-Flap Book)

 
Where's Spot?

Where's Spot?

 
Brown Bear, Brown Bear, What Do You See? (Brown Bear and Friends)

Brown Bear, Brown Bear, What Do You See? (Brown Bear and Friends)

 

 

 歌CD

家でも車の中でも、気軽に英語環境を作るのに向いているアイテムです。英語の歌詞を覚えるのを期待すると言うよりは、雰囲気づくりに役立つ、くらいに気軽に構えるのがいいと思います。耳が良くなるかなあ、くらいのイメージです。

覚えた歌詞を使って、話せるようになって欲しい、というのもあるのですが、実際に話せるようになるのは、小学生になってからかもしれません。(幼児は脳の回路がつながってないのが取り柄!です。)

 

文字(アルファベットとカタカナの順番要注意!)

赤ちゃん、幼児期にアルファベットを認識させたり、書かせたり、ということはまだ必要ないと思います。5歳過ぎてから、ランドセルを買う頃からが適期だと思います。

ただ、注意点として、日本語のカタカナを学ぶのは英語のフォニックス(アルファベットの読み方)より後にすべきです。これ、かなーーーーり、重要!なことです。これをしておかないと、LとRを間違ってスペリングするような事態が頻発することになります。

 

絵カード

絵カードは要りません。単語は文脈や生活の中で覚えます。絵カードは単語を覚えるとう意味で全く意味ないですし、勘の良い子は、お父さんお母さんの教え込もうという雰囲気を察知して、英語を勉強と捉えはじめてしまうこともあります。

 

小学生でできることを増やす

赤ちゃん〜幼児期に大切なのは、英語を日常にすることです。うまく行けば、小学校に上がる頃から、英語絵本の多読ができるようになります。また、ネイティブの子どもが使っているワークブックも使えるようになってきます。

上記3つが、小学低学年で効果的なのですが、幼児期で失敗すると、小学生に上がってからは、よほど素直だったり、優等生でないと、親の言うことを聞いてこの3つには取り組まないと思います。特に男の子、笑。

 

小学低学年の取り組みにつなげるためには、、日本のテレビを制限することと、英語絵本を日常的に読み聞かせるのがキーになります。

 

バイリンガルキッズを育てるのだ!

 

にほんブログ村 英語ブログ 親子英語へ
にほんブログ村

にほんブログ村 子育てブログ バイリンガル育児へ
にほんブログ村

「ネイティブ先生」で英語嫌いになり「日本人先生」で英語が伸びた

f:id:himahimatan:20181018114825p:plain

英語は本当にネイティブに習った方がいいの?

子どもが幼稚園に上る前から、色々な子ども英語スクールに見学、体験に行ったり、実際に入学して学ばせたりしてきました。

 

小学校に上る前、小さいうちは特に外国人を見慣れてほしいのと、英語を話す時の口元や表情を見てほしいのと、耳を慣らしてほしいのとで、基本的にネオティブ先生にこだわってスクール見学に行っていました。

 

ネイティブ先生にこだわったばかりに、子どもを英語嫌いにさせそうになってしまったので、その反省をふまえて…。

 

英語力を伸ばしてくれる日本人先生

結果、親の私が思っていた以上に子どもの英語の上達には、日本人先生との出会いが大きく影響しました。ネイティブ一辺倒だと、お金と時間の無駄だったり、英語嫌いにさせしまうこともあるので、私の感じた「日本人先生」の良いところ、「ネイティブ先生」でも場合によっては良くないこともあるよ、ということについて、箇条書きにしようと思います。

 

良い「日本人先生」vs 良くない「ネイティブ先生」

 

良い「日本人先生」(アタリ先生)

  • 英語を教えることに情熱がある
  • 自身が苦労して英語を身につけているので熱心、英語職人
  • 日本人の苦手な箇所についてのノウハウが豊富
  • いいタイミングで、日本語で子どもの理解をうながしてくれる
  • 細かい言い間違いを適宜直してくれる
  • 日本の幼稚園や学校の様子を理解してくれた上で、授業を進めてくれる
  • 恥ずかしがり屋の日本人の子どもに理解がある
  • 時間の使い方がうまい。授業の効率が良い
  • とにかく仕事熱心

 

 

良くない「ネイティブ先生」(ハズレ先生)

  • 母国語が英語というだけで、英語を教えることに実は興味がない
  • 実は英語が第2外国語だったりする(もはやネイティブではない)
  • お小遣い稼ぎ感覚で先生をしている
  • 実は子どもが好きじゃなかったりする
  • 仕事を最低限しかしない
  • 学期途中でも、突然国に帰る(スクールがバタバタして子どもへのケアが手薄になる)
  • 言うことを聞かない子を発達障害ということにして、面倒をみたがらない(スクール経営者から聞いた話で、これは、アメリカ人特有だそう)
  • 実は、日本人が苦手なことも… (たまたま日本人と結婚して住んでるだけで、そもそも日本人の文化は好きじゃない、みたいな…)

 

 

上記は、こんな日本人先生なら◎、こんなネイティブ先生なら転校する、といった目安になるかもしれません。

 

我が子の場合、失敗談

実際、私の場合も子どもが小学校に上る前はよくわからず、良くないネイティブ先生にお世話になってしまったことが何度かあります…。

 

授業の内容が薄いだけでなく、しかたなく子ども英語の先生をしているのか、笑顔もあまりなく淡々と授業を進めていたりとか、元気すぎる子どもを強く叱りすぎるし、大人しめの子(含我が子)は置いてけぼりだったりということも。

 

こういった経験のせいで、幼かった我が子は、英語嫌いになりそうになり、外国人に苦手意識が出そうになったことがあるのです。そういった苦い経験を踏まえて、その後は、ネイティブにこだわらず選ぶようになりました。

 

英語嫌い、外国人嫌いになりかけた我が子は、やさしいフィリピン人先生で、持ち直し、その後、英語教授資格を持ったネイティブ先生のところで英語の波に乗り、日本人先生にグッと英語能力を上げてもらえました。 

 

次回は、ハズレの日本人先生と、アタリのネイティブ先生について、書けたらと思います。

  

にほんブログ村 英語ブログ 親子英語へ
にほんブログ村

 にほんブログ村 子育てブログ バイリンガル育児へ
にほんブログ村

 

YouTubeで、英語絵本読み聞かせ

f:id:himahimatan:20181017110949p:plain

英語絵本の読み聞かせ

 

赤ちゃん時代、最初の英語絵本

英語絵本の読み聞かせは、わが子が赤ちゃんの時からやっていました。

 

一番初めの本は、アメリカ人のお友達から出産のお祝いでいただいたこの本、

 

Reading makes you feel good 

(本を読むと気分が良くなるよ)

 

Reading Makes You Feel Good (Todd Parr Classics) (English Edition)

Reading Makes You Feel Good (Todd Parr Classics) (English Edition)

 

 

で、この時、生後3ヶ月でした。

生後3ヶ月でも、ハッキリした線で書いてあるので、赤ちゃんの目をひきやすく、膝の上で一生懸命絵を見ながら聞いていました。

 

本を読むと気分が良くなるよ

どうしてかというと…

勇敢なお姫様にもなれるし、こわーい恐竜にだってなることができるんだよ

 

とお話が展開して、最後に

 

本を読むってとても大切なことなんだよ

本を自分で読んだり、誰かに読んでもらうと、新しいことを学べたり発見できたりするんだ

大好きな人と一緒にくっついて丸まって本を読んでごらん

きっと、すっごく気分がよくなるよ

 

(意訳)

 

と著者のトッドさんからのメッセージがあります。

 

とても良い本。

また、きれいなお姫様、ではなく、勇敢なお姫様 などという多様性の配慮もあって素敵な著者さんです。

 

 

読み聞かせ、英語読むのが難しい…

ところで、赤ちゃん時代、幼稚園に上る前の簡単な絵本は、まだなんとかギリギリ私でも読み聞かせができたのですが、幼稚園に上がる頃から、韻を踏んでいたり、私の知らない豊かな表現を使った言い回しが出てくると、ただ表音文字であるアルファベットを読み上げているような状態になってしまうこともしばしば。

 

どうしたものか、と思っていた時に見つけたのが、YouTubeで気軽に視聴できるStoryline Online というサイトです。

 

www.storylineonline.net

 

このサイト内の動画では、アメリカ人の読み聞かせボランティアが、自身で選んだ本を紹介しながら読み聞かせをしてくれて、最初と最後にこちらを向いて、やさしく語りかけてくれます。

 

ボランティアがなぜこの本を選んだのか、この本のどんなところが好きなのかということを語りかけてくれるので、本への愛着が増すようです。

 

我が子はこの語りかけがお気に入り(笑)で、このボランティアの真似をして、手持ちの絵本の音読をして、この本の概要やなぜ好きかといったことを話しています。このサイトが、とてもいい影響を与えてくれているのを実感しています。

 

時間帯によっては、テレビを見るよりも、このStoryline Online を視聴するほうが楽しいらしく、おやつをバリボリ食べながら見るというのが定番スタイルになっています。

 

最初に読み聞かせたトッドさんの本の通り、本の力はすごいなあと思います。

 

日本語でも英語でも、本を読むことで子どもの世界が広がって、親の手も届かないような空想の世界や、学術的な世界を楽しむ姿は微笑ましく、また頼もしくも思います。

 

本に感謝です(^^)

 

にほんブログ村 英語ブログ 親子英語へ
にほんブログ村 

にほんブログ村 子育てブログ バイリンガル育児へ
にほんブログ村

 

「受験英語のできる親」の考える・子ども英語勉強法

f:id:himahimatan:20181016134523p:plain

 

受験英語=英会話 

 

だったら、今頃日本は英語が話せる人がたくさんいて、TOEICのために必死に勉強している人はこんなにたくさんいないし、英語学習ブログもこんなにたくさんないことと思います。

 

私のお気に入りの本

「ほんとうに頭がよくなる 世界最高の子ども英語」

 斉藤淳 著 

 

なまじ「英語」科目に成功体験がある保護者ほど、中略、間違った勉強法をわが子にしいてしまいがちです。

 

と、あります。

 

これを読んだときは、「ふーん、そうかもしれないな」と、なんとなく納得して読んでいたのですが、今日まさに、これを実感するやりとりがありました。

 

お子さんの英語学習の相談を受けたときのことです。

 

私の思う英語を身につける方法として、その子の興味に合っている(でも、ネイティブ向けなのでちょっとチャレンジング)英語文字付のYouTubeの動画を見つけて紹介。

音に慣れつつ、できるところだけでいいいので、負担にならない程度でいいので、シャドーイングをする方法を提案しました。

 

お子さんはまだ小学1年生なのですが、「うちの子は耳から音を入れる時期はもう終わったと思うから、文法から勉強をさせた方がいいと思うのよね。それにこの動画の英語は文法も複雑だし、まだ早いんじゃないかしら。」と、いったコメントが返ってきたのです。

 

お子さんの好きそうな内容の動画よりも、お子さん(精神年齢の高いお子さんです)が好きそうではない幼稚園的な内容のもの(単語だけの動画)を見せる。

動画よりも文法学習を先に進めて、文法知識が追いついてから動画を見せる。

このような学習法が、お母さんの好みだったのです。

 

そのお母さんは、受験の世界では、中学受験も大学受験もキラキラ輝く成功体験を積まれています。でも、「あんなに勉強したのに話せないのよねえ、あの血の滲むような努力は何だったのかしら。」とも思っているのです。

 

この勉学優秀なお母さんが、まったくもって、本に書いてあるとおりの様子だったので、びっくり。興味深いなあと思いました。

 

さらには、一緒にいた高卒のお母さんのほうが熱心に自宅での子どもの英語学習に取り入れようとメモをとっていたのです。(実際、このお母さんのお子さんのほうが英語を吸収しています。)

 

英語は、ただの言葉であって、科目ではないので、子どもの場合は勉強にしないほうがのびのびと吸収していっているような気がします。

 

ちなみに、私は本に書いてあった斉藤淳さんの方法論に全面賛成しています。

これからも、子ども英語学習のお供として参考にさせていただく予定です(^o^)

 

 

にほんブログ村 英語ブログ 親子英語へ
にほんブログ村  

 

にほんブログ村 子育てブログ バイリンガル育児へ
にほんブログ村

くもん英語をやめた理由 入試対策? バイリンガル向け?

f:id:himahimatan:20181015115114p:plain

 くもん英語の良かったところ、良くないところ

 中学受験ママおすすめのくもん英語

 

幼稚園に上る前に少しは身につけた英語を維持する目的で、色々やっていましたが、一つ便利そうだと目をつけたのが、『くもん英語』です。

 

教育熱心な友人から聞いた話から察するに、英語をのばすのにはどうも「くもん英語」が良さそうだと思ったのがきっかけです。その聞いた話というのが、

 

翻訳の仕事をしているお母さんが、娘をフランチャイズ系の英会話教室に通わせていたけれども、どうも思ったような上達が見られない…、と悩んだ結果、選んだのが『くもん英語』!という…

 

教えてくれたその友達は、子どもの教育に関してとても熱心で、

 

幼児期は有名幼児教室

小学低学年はくもん3科目

新4年生からは有名受験塾

無事有名難関中学合格

 

といった彼女の地域での“教育ママの王道”を歩み、中学受験合格という意味で、いわゆる“成果”をあげています。その彼女が、翻訳を職業としている母親がくもん英語を選んだということで、最近くもん英語の効果があるのか悩み始めていたけれども、やっぱりくもん英語を続けることにした!と、熱く語っていたわけです。

 

ということで、感化された私は、英語だけは彼女を見習うべく、幼稚園年中の途中からですが、くもん英語をはじめました。

 

で、小学2年生にあがり…

 

すぐにやめました

 

くもん英語にお世話になったのは、正味3年弱ということになるでしょうか。

 

くもん英語は、最初は絵が中心で、音声ペンを聞きながら超基本的な表現をインプットしていき、歌もあったり、楽しく文字を書く練習もできて、英語を勉強っぽくコンスタントに続けていくには、ありがたい教材ではあるなと思って取り組ませていました。

 

楽しい冊子が終わると、プリント学習になるのですが、まあ最初のうちはスイスイのびのび楽しく続けていて、「自分は英語ができるんだ!」という、自信にもつながっているようでした。

 

 老舗インターナショナルスクール生のくもん英語

その頃、小学校を老舗インターナショナルスクールに通わせている友人から、彼女のお子さんは、中3レベルであるIⅡというレベルまで、小学生1年生の夏休みまでに終わらせて、くもん英語はやめて、今はくもんは国語と算数に集中している、という話を聞きました。

 

ですから、その彼女の方針をお手本にして、うちは頑張って3年生の夏休みくらいまでに、くもん英語のIⅡまで終わらせて、中学受験をするかどうか分からないけれども、中学受験をするとしたら、中学に上がった後に、くもん英語の続きをすればいいかなと考えていました。

 

結局、くもん英語をやめることに

くもん英語に関しては、行き当たりばったりな私にしては、まあまあ明確なプランがあったのですが、結局やめさせることになりました。

 

その理由が、中学レベルのプリントに対しての、我が子の不満が爆発したからです。

 

 

日本語じゃま!むずかしい!

正しい英語書いてるのに、先生が☓つけてわけわかんない!

(日本語からの英訳で、確かに正しい英語を書いても、プリントの構成上不正解ということが何度かあり…)

 

 

例えば、冒頭の写真にもある

 

must には「〜にちがいません」という意味があります

They must be worried.

彼らは心配しているにちがいありません。 

 

という教え方ですが、確かに英語を英語で理解しようとインプットしている子どもには意味不明な説明かもしれません。

 

あと、私の意見ではありますが、この説明とその後の練習だと、

 

must be = 「〜にちがいありません」

 

パズルのピースの組み換えのように覚えてしまうと思うのです。

 

パズルのように覚えてしまったら、大人になっても日本語から英語に置き換えてから英語を話すようになってしまって、例えば外国人と数名でレストランに言っても、外国人同士の会話に入っていけなくなり(テンポについていけない)色々不利になるなあ、と思うのです。

 

英語を英語で理解できるようになってきている我が子は、「日本語読むのが嫌だからやりたくない〜!」と投げ出す始末。

 

もし私が、プリントを作るなら、

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

modal verb 助動詞

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

must 

1) to express things to do ,  rules     

*やらなくてはいけないということを表します。ルールを表すときにも使います。

 

ex) 

Parents must take care of their children. 

(待合室などで親が子どもを見といてくださいね、と注意されているイラスト)

 

You must be careful. 

(しっかり気をつけるように、という意味を示唆するイラスト)

 

2) to express strong belief

絶対そうだ!そうに違いない!と強く信じているのを表します。 

 

ex)

She must be over 90 years old.

(おばあさんを見て90歳だと確信しているイラスト)

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

と、こんな感じに説明して、ワークでは絵から状況を選ばせたり、単語置き換えで文型を定着させたり、でしょうか。イラストがとっても大事になりますが、天下のくもんならいいイラストを用意することはそう難しいことではないと思います。

      

くもん英語のプリントで(学校の教科書もかもしれませんが)、

 

must be=「〜に違いありません」

 

と、パズルの置き換えように英語を覚えた場合、先の例にある

 

You must be careful.

→ あなたは注意深いに違いありません 

 

は、「あなたは注意深いに違いありません」、という間違いもしてしまいかねません。論理的思考(パズル的思考)の得意な、頭の良い子ほど、このような間違いをしてしまうような気もします。

 

 

なんとなく熱く語ったところで、くもん英語のメリットについても触れたいと思います。

子どもにやめさせてしまった私が言うのもおかしいかもしれませんが、くもん英語は、中学レベル以降のプリントは、中学での英語の定期試験〜大学入試などで点数を上げるためには役立つのではないかと思います。高校レベル以上で選んでいる題材も入試を意識していると思います。

 

 

くもん英語は、いわゆる英語脳とか脳内英語OSを作るのには役立たないというだけのことだと思います。

 

 

バイリンガルキッズを目指している、我が家は辞めさせましたが、日本での英語科目の試験対策にはよく練られた教材だと思うので、家庭の教育方針やお子さんの性格に合わせてくもん英語をやるかやらないかを選ぶのがいいのではないかと思います。

 

ちなみに、インターナショナルスクールに通いつつ、中学終了レベルまで終わらせたお子さんは、いわゆる優等生タイプでお母さんが用意した課題はすべてテキパキこなす子です。(処理能力高いタイプ)

 

子どもにも色んなタイプがいますものね〜…、と我が子のことを考え遠い目をしつつ…

(処理能力高い系の子だったら、もう少し先までくもん英語を続けてたかもね…。結局我が子の能力の問題か、ふっ…)

 

 

にほんブログ村 子育てブログ バイリンガル育児へ
にほんブログ村

にほんブログ村 英語ブログ 親子英語へ
にほんブログ村

 

行く意味ある?インター幼稚園

f:id:himahimatan:20181012130450p:plain

先記事に書いたように、バイリンガルキッズを目指すべく、我が子をインターナショナルスクール併設の英語学校に通わせていたのですが、幼稚園はそのままインターナショナルスクールに入れることはしませんでした

 

その時はすっごく悩んだのですが、インター幼稚園に通わせず正解だったと思います。

 

なぜ、インター幼稚園に入れなかったのかというと、英語をつかったその幼稚園よりも気に入った教育方針の幼稚園が近くにあることが分かり、その園に通わせることにしたからです。

結果、我が子は英語が後回しになったけれども、自分らしさを大事に、自己肯定感を育む幼稚園生活になりました。

 

インター幼稚園産業は花盛り。周りのお友達も、幼稚園時代にインターに通っていたおかげで、公立小学校に通いながらも、早いうちに英検3級や準2級がとれたり。インター幼稚園に通わせている恩恵は確かにあります。

 

しかししかし、その子自身の発達のことを考えると、親が日本人×日本人の場合は、どっちみち自然な状況で英語を生活で使うこともないでしょうから、幼稚園時代は本人の性格に合っている園や通園が楽でお友達を放課後も遊びやすい近所の園に通わせて、自宅で英語教材に取り組んだり、英語絵本の読み聞かせや、英語の習い事・インターのアフタースクールに通わせる方が現実的で利も多いのではないでしょうか。

 

日本語の幼稚園

・英語教材

英語絵本読み聞かせ

・英語の習い事

・インターのアフタースクール(インターナショナルスクールの放課後英語教室)

 

そして、小学校低学年のうちに、なるべくサマーキャンプなどの実体験や、英語を使って自分の興味のある分野(例えば恐竜とか)のテレビやYouTubeを見せるなどの英語体験を積ませて、紙と鉛筆で知識を補助してあげるという方法です。

 

日本は全くもってガラパゴスではありますが、インターネットは世界とつながっています。(中国とは違い自由です!)グローバル時代、昔と比べ物にならないくらい、親の工夫次第で生きた英語のシャワーを自宅で浴びることができます。

 

我が家の工夫も、追って記事にしていきたいと思います。